
【基本理念】
原点に立ち 志と情熱のあふれる我々Jayceeが
地域のひとしずくとなって 活力と希望に満ちた社会を創る
【基本方針】
・研修による人材の資質向上、育成
・公益法人としての適正な財務管理の推進
・市民意識改革につながる政策提言
・組織のネットワークを活かした国際交流事業の実践
・地域活動の活性化をはかる事業の実践
・地域におけるJC運動の積極的な広報活動の推進
・身近な環境運動の推進
はじめに
1967年5月に日本で356番目の青年会議所として、社団法人宇都宮青年会議所が誕生し早40年が経ちました。そして節目を過ぎ我々は、新たな幕開けを迎えようとしています。混沌とする社会情勢の中で、私は今、青年会議所運動ができる喜びをかみしめるとともに、感謝の気持ちに溢れています。「より明るい豊かな社会」にするためには何のためらいもなく貢献したいものであります。
設立趣意書にあるこの気概が宇都宮青年会議所を誕生させ、若者から若者へ継承され40年の歴史を刻んできました。私たちはこの厳しい社会情勢の中で、各自様々な悩みを抱えながらも、先人たちの功績による豊かさの恩恵に預かり生活を送ってきました。
「餓え」「貧困」という言葉は耳にすることは皆無で、物質的に豊かな社会は現実のものとなりました。しかし「弱者に対する犯罪」、「フリーター」、「ニート」こういった言葉をよく耳にするのは、豊かさの裏側で社会倫理や社会参画の意識が薄くなり、人々が道徳心や目標を見失いつつあることの表れではないでしょうか。
現代における「より明るい豊かな社会」とは何かを検証し、同じ志をもった仲間とともに行動し、改めて宇都宮青年会議所の存在意義を地域社会に訴えかけていくべく、情熱をもってまちづくり運動を展開していきたいと考えています。
地域に求められるJCをめざして
ふるさと宮まつり、わんぱく相撲、行政に対する提言など私たちは常に情熱をもってまちづくり運動を実践してきました。それらに我々JCが関わっていることは地域市民にどれだけ認知されているのでしょうか。私たちの組織や運動は広く地域に認知してもらうことで、その効果をより向上できるものと考えます。本年度は対外への情報発信方法を再構築し、私たちの運動が地域により波及するよう広報活動にも一層の力を入れたいと考えています。またメンバーに対しても、より地域社会に求められる人材育成を目指して、幅広い研修を導入していくことを考えます。積極的なまちづくり運動を実践する一方で、組織を健全に運営する必要があります。公益法人として適切な財務管理にもより一層努め、新しい時代にふさわしい運営システムを模索していきます。
心豊かな地域づくりをめざして
近年、言葉では表現しがたい残忍な事件をよく耳にします。こういった背景には核家族化が進んだ現代社会における家庭や地域のコミュニケーション不足が一因になっていると考えます。今後、社会の中心を担う我々の世代が「安全で住みやすい地域社会」を考えていかなければなりません。我々JCが率先して地域諸団体と連携し「新時代の地域」をつくっていくべきだと考えます。地域活性化事業である「ふるさと宮まつり」は32回目、青少年育成事業である「わんぱく相撲」は26回目の開催となりますが、これら継続事業の過去の成果に満足することなく、更に発展させられるように取り組んでいきます。
そしてこの地域を担っていく子どもたちが、将来の夢や人生の目標を考えられるよう、人生の意義や道徳心を感じられるような教育方法を模索していきたいと考えています。
一人の力は小さくても我々Jayceeが夢と希望をもって元気に運動していけば地域に波及していくはずです。先人から受け継いだこの素晴らしい宇都宮の地をさらによい地域にするためにJayceeの力をひとつにしたいと考えています。
JCとして
「青年の進むべき行動目標をつねに語ることなく、世界組織の一員となって、全国の仲間たちと交流を図り、地域開発の為に貢献することを期するものであります。」我々は今一度この設立趣意書の言葉をかみしめ、海外にも目を向けるべきではないでしょうか。IT化が急激に進む中、世界に情報の国境がなくなりつつあり、我々は世界組織であるJCのスケールメリットを活かせる立場にあります。世界にいる仲間の情報を収集し、様々な国の知恵と経験を我々の地域にフィードバックすることができるはずです。
世界的な課題である環境問題については、JCI・日本JC・民間企業などいろいろな団体で環境についての運動を推進しています。我々も様々な環境運動を学び、地域に根ざした身近な運動を推進していくべきではないでしょうか。
また、地域でのJC運動で培ってきた行政とのネットワークを十分に活用し、まちづくりの根幹である地域の行政に対して、従来おこなってきた政策提言から一歩踏み込んだアプローチをしていきます。世界組織のネットワークと地域社会のネットワークを活かし、「より明るい豊かな社会」のために率先して活動する、これこそがJCだと考えています。
むすびに
メンバーは40歳でJCを卒業します、JC運動を広げていくためには同じ志を持った仲間を増やしていかなければなりません。そのためには担当委員会にまかせるのではなく、全メンバーが同じ意識で会員拡大に取り組まなければなりません。そして、良い事業をすればJC運動に共感してくれる新たな仲間も必ず見つかるはずです。同じ志をもつ仲間を増やし、更に良い事業を展開できるよう努めていきましょう。
また、青年会議所はスポンサーシップという精神を継承してきました。その原点を見つめ直し、人と人との繋がりを大切にして、JCの意義や伝統を積極的に伝えていってもらいたいと思います。
最後に、青年会議所の仲間たちと友情・情熱をもって目標を成し遂げていくことは素晴らしい経験になるはずです。メンバー一人ひとりが自発的に考え、一致団結して、大きな力を生み出しより良い地域をつくっていきましょう。

